Codexを使っていると「PC全体がもたつく」「ファンが爆音で回り出す」「アプリの動きがカクカクする」——応答の速さ以前に、マシンが重いと感じることがあります。
この記事は、その「重い」を軽くするための専用ガイドです。
この記事でわかること
- ✅ 「重い」と「遅い」の切り分け方(対処が別物)
- ✅ 重さの原因の特定方法(メモリ/CPUの見方)
- ✅ 今すぐ効く軽量化の手順(効果の大きい順)
- ✅ Mac・Windows別の注意ポイント
⚠️ 本記事は OpenAI 公式とは無関係の解説記事です。
まず切り分け:「重い」と「遅い」は原因が違う
対処を間違えないために、最初に症状を切り分けましょう。
| 症状 | 正体 | 読むべき記事 |
|---|---|---|
| PCやアプリの動作がもたつく・ファンが回る | クライアント側の負荷(メモリ/CPU) | 本記事 |
| 操作は軽いが、AIの返事が返ってこない | サーバー/モデル側の待ち時間 | 応答が遅い・固まるの対処 |
「入力するだけでカクつく」「他のアプリまで遅くなる」なら本記事、「待ち時間だけが長い」なら遅い側の記事へ。両方感じるなら、まず本記事で負荷を下げると切り分けが進みます。
STEP 1:何が重いのかを確認する(30秒)
感覚ではなく数字で確認します。
- Mac:アクティビティモニタ(
Cmd + Space→「アクティビティモニタ」)→ 「メモリ」「CPU」タブで Codex 関連プロセスを確認 - Windows:タスクマネージャー(
Ctrl + Shift + Esc)→ 「プロセス」で Codex のメモリ/CPU使用量を確認
見るポイント:
- Codexがメモリを数GB単位で使っている → メモリ系の対処(STEP 2)
- CPUが常時高い(ファンが回る) → タスク/並列の整理(STEP 3)
- Codex以外が食っている → 原因は別アプリ。Codexのせいではありません
STEP 2:メモリの重さを解消する
1. 使い終わったタブ・スレッドを閉じる(効果大)
デスクトップアプリでタブを開きっぱなしにすると、バックグラウンドでもメモリを使い続けます。使い終わったタブはこまめに閉じるだけで、体感が大きく変わります。
2. アプリを定期的に再起動する
長時間使い続けるとメモリが膨らみがちです。1日1回の再起動でリセットするのが手軽で効きます。Macで「Codexを使うとMacが重くなる」問題は、再起動でメモリを解放するのが定番の解決策です。
3. 巨大プロジェクトの読み込みを絞る
node_modules などを含む巨大フォルダを開くと、読み込みだけで重くなります。プロジェクト直下に .codexignore を作成:
node_modules/
dist/
.next/
build/
.git/
*.log
これは遅い問題にも効く、最重要の共通対策です。
4. セッションを新しくする
1つの会話(セッション)が長くなるほどコンテキストが肥大化し、処理が重くなります。タスクの区切りで新規セッションを始める習慣を。
STEP 3:CPUの重さ(ファン爆音)を解消する
1. 並列エージェントを減らす
複数エージェントの並列は強力ですが、その分CPUを使います。重いと感じたら並列は2つまでに絞りましょう。特にノートPCでは差が顕著です。
2. 重いタスクはCloudに逃がす
長時間のヘビーなタスクは、ローカルで抱えず Codex Cloud に投げればあなたのPCの負荷はゼロになります。「ローカルが重いからCloudへ」は最も筋の良い解決策のひとつです。
3. 他の重いアプリと同時に使わない
動画編集・仮想マシン・大量のブラウザタブとの併用は、Codexに限らずPCを重くします。作業中は不要アプリを閉じるのが地味に効きます。
STEP 4:それでも重いとき
キャッシュ・設定のリセット
長期間の利用でキャッシュが肥大化していることがあります。
# CLIのキャッシュをクリア(設定は保持)
rm -rf ~/.codex/cache
アプリの動作が明らかにおかしい場合は、完全リセット(再インストール)も選択肢です。
PCスペックを確認する
Codex自体は軽量ですが(処理はクラウド側)、快適に使うならメモリ8GB以上が目安です。4GB環境や10年物のPCでは、Codexに限らずアプリ全般が重くなります。詳しくは動作環境ガイド。
軽い入り口に切り替える
同じアカウントなので、入り口を変えても作業は連携します。
Mac特有のポイント
- **アクティビティモニタの「メモリプレッシャー」**が黄色/赤なら、Codex以外も含めた全体のメモリ不足。不要アプリを閉じる
- ファン爆音は多くの場合並列タスク中のCPU負荷。並列を減らすかCloudへ
- Mac版アプリの詳細
Windows特有のポイント
- スタートアップ常駐が多いPCはベースが重い。設定 → アプリ → スタートアップで整理
- WSL2併用時はWSL側のメモリ上限設定(
.wslconfig)で暴走を防げる - Windows版アプリの詳細
軽量化チェックリスト(効果の大きい順)
- 使い終わったタブ・スレッドを閉じた
-
.codexignoreで巨大フォルダを除外した - 並列エージェントを2つ以下にした
- アプリを再起動した(1日1回)
- 長い会話を新規セッションに切り替えた
- 重いタスクはCloudに投げた
- 他の重いアプリを閉じた
よくある質問(FAQ)
Q. Codexを入れたらPC全体が重くなりました
A. まずSTEP 1で本当にCodexが原因か数字で確認を。原因なら「タブ整理+再起動+.codexignore」の3点でほとんど解消します。
Q. 「重い」のに応答も遅いです。どっちの記事を見れば?
A. まず本記事で負荷を下げてください。負荷が正常でも待ち時間が長いなら、原因はサーバー側です → 遅い・固まるの対処
Q. メモリを増設すれば解決しますか?
A. 8GB未満の環境なら効果大です。8GB以上あるのに重い場合は、増設よりも本記事の運用改善(タブ・並列・ignore)が先です。
Q. スマホ版も重くなりますか?
A. モバイルアプリは確認・指示が中心で処理はクラウド側のため、端末が重くなることはまれです。
Q. 軽量モードのような設定はありますか?
A. 単一の「軽量モード」はありませんが、軽量モデルの選択(モデル選び)+本記事のチェックリストが実質的な軽量化設定です。
まとめ
Codexが「重い」ときの正体は、ほぼクライアント側の負荷(メモリ/CPU)です。タブ整理・.codexignore・並列削減・定期再起動の4点で大半は解消し、重いタスクはCloudに逃がせばPCの負荷はゼロにできます。
「待ち時間が長い」タイプの悩みは別原因なので 応答が遅い・固まるの対処 へ。他の症状は トラブルシューティング総合ガイド からどうぞ。