Codexは進化のスピードが非常に速く、数週間で新機能や不具合修正が入ります。「なんだか調子が悪い」の原因が、実は古いバージョンを使い続けていることだった——というケースは本当に多いです。
この記事では、デスクトップアプリ・CLI・VS Code拡張それぞれのアップデート手順とバージョン確認方法をまとめます。
この記事でわかること
- ✅ 今のバージョンを確認する方法(アプリ/CLI/拡張)
- ✅ それぞれの最新版への更新手順
- ✅ 更新で直ることが多い不具合
- ✅ アップデートに失敗したときの対処
⚠️ 本記事は OpenAI 公式とは無関係の解説記事です。
なぜアップデートが重要なのか
- 不具合修正:起動しない・ログインできない等の問題は、新バージョンで解消済みのことが多い
- 新機能:Goal mode・プラグイン等の新機能は最新版が前提
- 認証方式の追従:古いクライアントは新しい認証と噛み合わず、ログイン不調の原因に
「調子が悪い→とりあえず更新」は、トラブルシューティングの定石です。
デスクトップアプリのアップデート
自動更新が基本
デスクトップアプリ(Mac版/Windows版)は、起動時に自動で更新をチェックします。通知が出たら指示に従うだけでOK。
手動で確認・更新する
- アプリのメニューから 「アップデートを確認(Check for Updates)」 を選択
- Mac:メニューバーの「Codex」メニュー内
- Windows:ウィンドウ右上のメニュー(…)内
- 更新があればダウンロード → 再起動で適用
バージョンの確認方法
- メニューの「Codexについて(About)」でバージョン番号を表示
- 不具合報告や検索のときに、この番号があると原因を特定しやすくなります
更新されないとき
- アプリを完全終了して再起動(更新チェックが走り直す)
- それでもダメなら、公式サイトから最新版をダウンロードして上書きインストールが確実
CLIのアップデート
現在のバージョン確認
codex --version
npmで入れた場合
npm update -g @openai/codex
# または明示的に最新を指定
npm install -g @openai/codex@latest
Homebrew(Mac)で入れた場合
brew upgrade openai-codex
更新後の確認
codex --version # 番号が上がっていればOK
💡 どの方法で入れたか忘れた場合は、
which codexの出力パスにヒントがあります(/opt/homebrew/ならbrew、.npm系ならnpm)。詳しくは CLIインストール手順。
VS Code拡張のアップデート
VS Codeの拡張はデフォルトで自動更新されます。手動で確認するなら:
- 左サイドバーの拡張機能アイコン
- 「Codex」を検索 → 更新があれば「更新」ボタンが表示
- クリック → 「再読み込み」で適用
バージョンは拡張の詳細ページに記載されています。使い方全般は VS Code拡張ガイド。
更新で直ることが多い不具合
以下の症状は、まず更新を試す価値があります。
- ログインが通らない・すぐ切れる(認証エラー)
- アプリが起動しない・すぐ落ちる
- 新機能(Goal mode等)がメニューに出てこない
- 挙動が急に不安定になった
アップデートに失敗するとき
npmの更新が失敗する
- 権限エラー(EACCES)→ インストール失敗の対処 の権限セクションへ
- キャッシュ起因 →
npm cache clean --forceしてから再実行
アプリの更新が途中で止まる
- ネット接続・VPNを確認(ネットワークエラー)
- 最終手段は公式サイトから最新版を手動ダウンロード→上書き
更新したら逆に動かなくなった
まれにありますが、多くは古い設定との不整合。
- 再ログイン(
codex logout→codex login) - それでもダメなら設定リセット(
~/.codexを退避して再ログイン)
更新の頻度はどれくらいが良い?
- アプリ・拡張:自動更新に任せてOK
- CLI:月1回、または不具合を感じたときに
npm update -gの習慣で十分 - 大型アップデートの情報は 2026年アップデートまとめ で随時追っています
よくある質問(FAQ)
Q. 更新すると設定やAGENTS.mdは消えますか?
A. 消えません。設定(~/.codex/config.toml)やプロジェクトの AGENTS.md はアップデートの影響を受けません。
Q. 更新は無料ですか?
A. はい。アプリ・CLI・拡張の更新自体に料金はかかりません。プランの範囲でそのまま使えます。
Q. 古いバージョンに戻せますか?
A. npmなら npm install -g @openai/codex@<バージョン番号> で特定版を指定できます。アプリは古いインストーラが必要なため、基本は最新版の修正を待つのが現実的です。
Q. ベータ版・プレビュー版は入れるべき?
A. 新機能をいち早く試せますが不安定なことも。仕事で使う環境は安定版、検証用に別途ベータ、が安全な使い分けです。
Q. 更新したかどうか確認する一番簡単な方法は?
A. CLIは codex --version、アプリは「About」画面。更新前に番号をメモしておくと確実です。
まとめ
Codexのアップデートは、アプリ・拡張は自動更新に任せ、CLIは npm update -g @openai/codex(またはbrew upgrade)を月1回が基本。「調子が悪い」ときの第一手としても更新は有効です。
更新後の不調は再ログインでほぼ解決します。逆に「削除したい」場合は姉妹記事のアンインストール手順を、他のトラブルは トラブルシューティング総合ガイド を参照してください。